ポータルサイトとは?
ポータルサイトとは、インターネット上で様々な情報を集約して提供するウェブサイトのことです。
ポータルサイトは、多数の情報が集約されたホームページのようなもので、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできるようになっています。
ポータルサイトを作るメリット
ポータルサイトを作る主なメリットは、以下の通りです。
- 集客しやすい
- 必要な機能やデザインを盛り込める
- 業務の効率化に繋がる
集客しやすい
ポータルサイトを作る最大のメリットは、多数の情報を提供することができるため、ユーザーが集客しやすいということです。
情報が多様であり、閲覧するために必要な手間が減るため、ユーザーにとって便利なウェブサイトとなっています。
必要な機能やデザインを盛り込める
ポータルサイトを作ることで、自社にあった、必要な機能やデザインを盛り込むことができます。
例えば、ニュースサイトでは、最新ニュースを即座に提供するためのRSSリーダーや、検索機能を設置することができます。
また、スマートフォンやタブレット端末でも表示しやすいデザインを採用することで、ユーザーの利便性を高めることができます。
業務の効率化に繋がる
ポータルサイトを作ることで、業務の効率化につながることがあります。
例えば、企業内でポータルサイトを作る場合、社員の業務手順やドキュメント、社内ニュースなどをまとめることができます。
そのため、社員は、必要な情報を手軽に入手することができ、業務の効率化につながるというメリットがあります。
ポータルサイトを作るデメリット
ポータルサイトを作ることには、様々なメリットがある一方、デメリットも存在します。
- 自作する場合はデザインの自由度が低い
- 費用がかかる
- 定期的にコンテンツを更新する必要がある
自作する場合はデザインの自由度が低い
自分でポータルサイトを作る場合、デザインの自由度が低いというデメリットがあります。
特に、プログラムの知識が乏しい場合には、自分でカスタマイズすることが難しくなることがあります。
そのため、既存のテンプレートを使って作る場合には、他のサイトと似たようなデザインになる場合もあるでしょう。
費用がかかる
ポータルサイトを作る場合、費用がかかるというデメリットもあります。
ポータルサイトを自作する場合、ウェブホスティングやドメインの費用が必要になります。
また、プログラマーやデザイナーを雇って作る場合には、それらの人件費もかかってきます。
このため、予算を考えて制作する必要があります。
定期的にコンテンツを更新する必要がある
ポータルサイトを作る場合、定期的にコンテンツを更新する必要があります。
ポータルサイトは、多くのユーザーにアクセスされるため、更新頻度が低いとユーザーに不満を与える可能性があります。
また、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも、コンテンツ更新は重要です。
更新作業には手間と時間がかかるため、コンテンツの更新が滞ることもあるかもしれません。
ポータルサイト作成の予算相場
ポータルサイトを作成する場合、予算は重要なポイントの一つです。
ポータルサイトの予算は、制作費用や運用費用、管理費用などから構成されています。
また、サイトの規模や機能、デザインの質などによっても、予算は異なってきます。
以下に、一般的なポータルサイト作成の予算相場を紹介します。
規模 | ポータルサイト作成の予算相場* |
---|---|
小規模 | 50~150万円 |
中規模 | 150~500万円 |
大規模 | 500万円以上 |
*あくまで目安のため、上記の範囲外になることもあります。
このように、ポータルサイト作成の予算相場は様々です。
ポータルサイト作成には多くのコストがかかるため、予算に余裕を持って計画を進めることが大切です。
また、予算の規模に応じた制作会社の選定も重要なポイントとなります。
ポータルサイトを自作する方法
ポータルサイトを自作する方法について考えてみましょう。
例えばCMS(コンテンツ管理システム)を使用することで、プログラミングの知識がなくても、手軽にサイトを構築することができます。
CMSを使用すると、以下のようなメリットがあります。
- インストールが簡単である
- 既に多くの人が使用しているため、情報を得ることができる
- サイトの構築が容易である
CMSの中でも代表的なものとして、WordPressがあります。
無料で使えるテンプレートやプラグインも多数存在するため、自分に合ったものを選ぶことができます。
さらに、制作したサイトを公開するためのドメインとサーバーを用意する必要があります。
自分で用意することもできますが、初めての方はレンタルサーバーやドメインの申し込みを外部に依頼することをおすすめします。
自作したサイトの運用は、外注することも視野に入れて考えてみましょう。
自分で運用する場合、SEO対策やコンテンツ更新など、多くの作業が必要になります。
外注することで、専門的な知識や経験を持った人に任せることができます。
運用を外注する場合でも、自分で更新作業を行うことができるように、CMSの使い方や基礎的なSEO対策について学んでおくと良いでしょう。
ポータルサイトを無料で作れるツール5選
ポータルサイトを無料で作ることのできるツールは以下の5つです。
- WordPress
- wix
- Googleサイト
- concrete
- XOOPS Cube
ここでは上記のツールについて詳しく紹介していきます。
WordPress
(引用:WordPress 2023年4月4日時点)
企業サイトや個人ブログの作成で有名なWordPressは、社内ポータルサイトの作成にも適しています。
CMSなのでWebの知識がなくても操作でき、必要な情報を簡単に作成・更新することができます。
また、無料で利用できる点も大きなメリットで、運用コストを抑えたい場合にもおすすめです。
WordPressには様々なデザイン機能があり、カスタマイズ性にも優れていますが、HTMLの知識がないと社内でポータルサイトを作るのは難しいかもしれません。
また、プラットフォームの機能が強力なため、最高品質のパフォーマンスを確保するためには、ITの専門的な知識を持つ人と連携した方が良い場合が多いです。
サイト制作の専門家と協力し、WordPressの使用を統合することで、企業や個人は、ポータルサイトが堅牢で安全かつ信頼できるプラットフォーム上に構築されることを保証することができます。
wix
(引用:Wix 2023年4月4日時点)
Wixは、世界190カ国、2億人以上のユーザーに利用されている人気の無料ウェブサイト作成ツールです。
Wixには800種類以上のデザインテンプレートがあり、2万点以上の画像や動画が自由に利用できます。
また、Webエンジニア向けのツール「Velo」も提供されており、HTMLやCSSなどのノウハウを活用した柔軟なWebサイト制作が可能です。
外部サービスとの連携など、自由に機能を拡張できるのも魅力です。
また、デザインが苦手な方のために、いくつかの質問に答えるだけで、人工知能(AI)を使って目的のホームページを自動作成する「Wix ADI」という機能も用意されています。
初心者に優しいホームページ作成ツールでありながら、柔軟なカスタマイズも可能なため、初心者から上級者まで幅広い層に利用されています。
Googleサイト
(引用:Googleサイト 2023年4月4日時点)
検索エンジンで有名なGoogleが提供する「Googleサイト」は、誰でも無料で利用することができます。
HTMLの知識は不要で、パワーポイントのようにパーツを当てはめて直感的にサイトを作成することができます。
編集権限を他の社員に譲ることもできるので、複数人で同時に編集することもでき、グループでの共同作業や、必要に応じて同じ文書に同時にアクセスできるようにするのにも最適なツールです。
ただし、詳細なドキュメントやアプリケーションを作成する場合、Googleサイトはデザイン、ページレイアウト、システムの柔軟性などの点で制限があり、より軽いアプリケーションに向いていると言えます。
全体として、Googleサイトはユーザーに使いやすい無料のサイト構築プラットフォームを提供してくれますが、複雑なアプリケーションを作成する際にはいくつかの制約があります。
concrete
(引用:Concrete 2023年4月4日時点)
無償でダウンロードできる「Concrete」は拡張性に優れ、さまざまなテーマを購入することができます。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)なので、直感的に操作でき、比較的簡単に社内ポータルサイトが作れます。
閲覧権限やワークフローなど、社内ポータルサイトに必要な機能をすべて備えているのも強みです。
また、Concreteは高度なセキュリティに定評があり、コンテンツが安全に保護されているため、安心して社内ポータルを作成することができます。
もし、自社でポータルサイトを作るスキルがない場合は、「社内ポータルパッケージ」を購入することで、プロに制作を依頼することができます。
このパッケージでは、企業カラーを忠実に再現したカスタムデザインが可能で、インナーブランディングをより際立たせることができます。
XOOPS Cube
(引用:XOOPS Cube 2023年4月4日時点)
「XOOPS Cube」は、WordPressと同じCMSの一種です。
オープンソースのCMSである「XOOPS Cube」は、カスタマイズ性が高く、掲示板や記事投稿機能など、社内ポータルサイトに適した機能を多数備えています。
拡張性も高く、社内ポータルサイトの方向性に合わせてカスタマイズすることが可能です。
無償でダウンロードできるため、様々な組織に適した費用対効果や汎用性の高いツールとなります。
ポータルサイト制作の流れ
ポータルサイト制作の流れは、以下の通りです。
- ジャンルを選定する
- デザインを決める
- サイト構成
- コーディング
- コンテンツ制作
- ローンチ
ジャンルを選定する
ポータルサイトの制作では、最初にサイトのジャンルを決定する必要があります。
サイトの目的やターゲット層、コンテンツの種類によって最適なジャンルが異なるため、慎重に選定していくことをおすすめします。
例えば、ニュースサイトの場合は、速報性が求められるためシンプルなデザインが好ましいとされています。
一方でエンタメ系サイトでは派手でカラフルなデザインが効果的です。
また、学習系サイトの場合は、見やすく読みやすいデザインが必要不可欠だと言えます。
デザインを決める
ポータルサイトの魅力は、デザインによる部分が大きいとされています。
ユーザーが訪問した際に、鮮やかで分かりやすいデザインであることが求められます。
デザインを決める前に、サイトの目的やターゲット層、ジャンルを考慮して、コンセプトを決定することが大切です。
例えば、トップページに大きく載せる画像や人目を惹くキャッチコピーを考えることができます。
また、色彩の選定も大切です。
ターゲット層に合ったカラーを選ぶことが、ユーザーの興味を引きつけるためには欠かせません。
サイト構成
サイト構成は、ユーザビリティに大きく影響を与えるため、慎重な計画が必要です。
サイトの情報の整理や利用者の利便性を考慮し、サイト内のページやコンテンツの配置、カテゴリ分け、ページ間のリンクなどを決定します。
主に、以下のような項目が含まれます。
- ページ数と構成
- カテゴリ分けの方法
- サイト内検索機能の有無
- サイト内のページのリンク構成
- メニューやナビゲーションバーの設置
- トップページのデザイン
これらの項目を慎重に考慮し、ユーザーが求める情報をスムーズに取得できるように構成することが大切です。
コーディング
ポータルサイト制作の流れにおいて、コーディングは非常に重要な工程です。
この工程では、HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使って、実際にサイトのページを作成します。
- HTML:各ページのマークアップを行い、ページの構造を作成
- CSS:ページの見た目を整えるためのスタイル設定を行う
- JavaScript:ページに動きや機能を実装するプログラムを記述
加えて、SEOに配慮するために、適切なタグの付与やコンテンツの最適化を行うことも大切です。
例えば、HTMLのタグを正しく使うことで、検索エンジンにとってページの内容が理解しやすくなり、検索結果で上位に表示されやすくなります。
また、コンテンツの最適化によって、ユーザーが求める情報をスムーズに見つけられるようにすることができます。
コンテンツ制作
ポータルサイトにおいて、コンテンツ制作はサイトの魅力を決める重要な工程となります。
コンテンツ制作においては、ユーザーが求める情報を提供するために、適切なコンテンツを制作する必要があります。
コンテンツの制作には、以下のようなものがあります。
- ニュース記事
- インタビュー記事
- ブログ記事
- 動画コンテンツ
- インフォグラフィックス
また、これらのコンテンツを効果的に配信するためには、SNSなどの外部サイトへの投稿や、メールマガジンの配信なども行っていく必要があるでしょう。
ローンチ
ポータルサイト制作の最終段階となるのがローンチです。
ローンチとは、サイトを公開することを意味しています。
Web上で公開されたサイトは、誰でもアクセス可能となるため、ローンチの前には、しっかりとテストが行われ、問題がないことを確認する必要があります。
ポータルサイトのローンチにあたっては、以下の点に留意することをおすすめします。
- 動作確認の徹底
- セキュリティの確保
- 検索エンジンへのインデックス確認
- モバイルフレンドリーテスト
ローンチ後には、サイトのアクセス状況をモニタリングすることが重要です。
Google Analyticsなどのツールを用いて、アクセス数や滞在時間などのデータを収集し、サイトの改善点を洗い出すことが必要です。
また、ユーザビリティを重視したデザインや、視認性の高いテキスト、使いやすいナビゲーションなど、ユーザーがストレスを感じないような設計も欠かせません。
さらに、サイトの内容も重要なポイントです。
ユーザーが求める情報や、コンテンツの充実度、更新頻度などを意識して、適切な情報を提供することが大切です。
SNSとの連携や、RSSフィードの提供なども、ユーザーにとって便利な機能となります。
ポータルサイトの失敗を防ぐには?注意点を解説
ポータルサイトの失敗を防ぐには、以下の注意点があります。
- 継続的に運用できるよう設計する
- セキュリティ対策を徹底する
- ユーザビリティに配慮する
継続的に運用できるよう設計する
ポータルサイトを維持するためには、継続して利用ができる設計が大切です。
このためには、以下のポイントに注意しましょう。
- システムのスケーラビリティを考慮する
- 更新の手間が少ない仕組みを導入する
- 効果的なバックアップ計画を立てる
- 保守管理が容易なプラットフォームを選択する
例えば、クラウドサービスを利用することで、スケーラビリティやバックアップが容易になります。
また、コンテンツ管理システム(CMS)を活用することで、情報の更新が簡単になり、長期的な運用が可能になるでしょう。
セキュリティ対策を徹底する
ウェブサイトのセキュリティは、訪問者の信頼を維持するために重要です。
以下のような対策を実施しましょう。
- パスワード管理を厳格にする
- 不正アクセス対策を行う
- ウイルスやマルウェア対策を実施する
- データの暗号化を行う
- 定期的にセキュリティチェックを実施する
具体的には、SSL証明書を導入してデータ通信を暗号化することや、ファイアウォールを設定して不正アクセスを防ぐことができます。
ユーザビリティに配慮する
ポータルサイトを利用する人々にとって使いやすいデザインや機能が重要です。
ユーザビリティを高めるためには、以下のことを考慮しましょう。
- シンプルでわかりやすいデザインを採用する
- 情報の探しやすさを重視する
- スマートフォン対応のレスポンシブデザインを導入する
- アクセシビリティを考慮する
例えば、検索ボックスやカテゴリー分けを工夫することで、情報を探しやすくし、ユーザビリティを向上させることができます。
ポータルサイトの種類
ポータルサイトには、以下の種類があります。
- 社内ポータルサイト
- 目的型ポータルサイト(マッチングアプリ)
- 統合型ポータルサイト
- 専門型ポータルサイト
- 地域型ポータルサイト
社内ポータルサイト
社内ポータルサイトとは、企業内で利用されるポータルサイトのことで、社員の情報共有や業務効率化などを目的としています。
社内ポータルサイトは、社内向けのニュースやイベント情報、マニュアルやFAQ、勤怠管理などの機能があります。
また、社内向けの掲示板やチャット機能を備えている場合もあります。
業務に必要な情報やツールが一元的にまとめられているため、社員同士の情報共有がスムーズになり、社員は効率的に業務をこなすことができます。
目的型ポータルサイト(マッチングアプリ)
目的型ポータルサイトとは、特定の目的を持って作られたポータルサイトのことです。
目的型ポータルサイトとしてよく知られているものには、婚活や就活を目的としたマッチングアプリがあります。
特徴としては、利用者が特定の目的を持っているため、サイト内の情報や機能がその目的に合わせて最適化されています。
そのため、利用者は、多くの時間や手間をかけることなく、結婚相手やビジネスパートナーとしてふさわしい相手を見つけることができるでしょう。
統合型ポータルサイト
統合型ポータルサイトは、多岐にわたる情報を一つのサイトで網羅して提供するサイトです。
主に一般のユーザー向けに情報を提供しており、ニュースや天気予報、検索エンジンなどが利用されます。
以下は、統合型ポータルサイトの特徴です。
- 情報の一元化:多数の情報源から情報を収集して提供する
- 多機能:ニュース、天気予報、検索エンジンなど多様な機能を持つ
- 一般向け:一般のユーザーに向けて、幅広い情報を提供する
統合型ポータルサイトの代表例としては、Yahoo! JAPANやGoogle、MSNなどが挙げられます。
専門型ポータルサイト
専門型ポータルサイトは、ひとつのテーマに特化したポータルサイトのことです。
医療や美容、IT、金融、旅行などの専門分野に特化したポータルサイトがあります。
その分野に興味があるユーザーに向けた情報を提供し、専門性が高いため、信頼性が高いとされています。
主に、以下のような情報が提供されています。
- 専門分野に関する最新ニュース
- 用語解説や専門用語集
- 専門家によるコラムやブログ
- 掲示板やコミュニティ
- イベント情報やセミナー情報
- 専門書や論文などの情報
例えば、医療系の専門型ポータルサイトでは、病気の情報や病院の評価、治療法や薬剤の情報、健康管理の方法などが提供されています。
また、IT系の専門型ポータルサイトでは、新しい技術や製品の情報、セキュリティに関する情報、開発技術の情報などが提供されています。
地域型ポータルサイト
地域型ポータルサイトは、ある特定の地域に特化したポータルサイトのことです。
日本全国の都道府県や市町村、特定の地域をカバーしているポータルサイトがあります。
地域型ポータルサイトは、その地域に住む人々に向けて、地域に関する情報を提供することを目的としています。
一方で、地域型ポータルサイトは、その地域にしか関係のない情報が多く、一般的な情報が掲載されていないことがあるため、広く利用されることは少ないかもしれません。
しかし、その地域に住んでいる人やその地域を訪れる人にとっては、非常に便利な情報源となっています。
ポータルサイトの種類別事例5選
ポータルサイトの種類は以下の5つです。
- 社内ポータルサイト:グローバルポータル
- 目的型ポータルサイト:街コンまとめ
- 統合型ポータルサイト
- 専門型ポータルサイト:常葉大学
- 地域型ポータルサイト:枚方つーしん
社内ポータルサイト:グローバルポータル
(引用:三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社 2023年4月4日時点)
パナソニック株式会社が提供する企業向け携帯サイト構築システム「グローバルポータル」は、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社をはじめ、多くの企業で採用されています。
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社様は、わずか2ヶ月で社内情報共有基盤を刷新し、社内情報、スケジュールなどを一元化しました。
これにより、手動で更新情報を探す必要がなく、すべてが整理され、最新情報が得られるため、チームは効率的かつ生産的に働くことができるようになりました。
社員が社内ポータルサイトにアクセスすると、メールのチェックや社内での支払い処理など、さまざまな業務が簡単に行えるようになっています。
目的型ポータルサイト:街コンまとめ
(引用:街コンまとめ 2023年4月4日時点)
目的別ポータルサイトとは、ある目的を達成するための情報を掲載したサイトのことです。代表的なものに「街コンまとめ」があります。
日本全国の街コン、婚活、お見合い情報を網羅した「街コンまとめ」は「エリア」「日付」「キーワード」での検索が可能で、使い勝手の良いサイトです。
統合型ポータルサイト
(引用:Google 2023年4月4日時点)
統合型ポータルサイトとは、リンク集や天気予報、ニュース、検索エンジンなど、さまざまな情報が集約されたポータルサイトのことです。
ポータルサイトといえば、「Yahoo!JAPAN」や「Google」などの統合型ポータルサイトを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
多くの場合、膨大な情報を扱うため、サイトの構築・運用には多大なコストがかかります。
現在のポジションを維持する競合他社との競争は、あまり現実的ではありません。
専門型ポータルサイト:常葉大学
(引用:常葉大学 2023年4月4日時点)
常葉大学が立ち上げたポータルサイトで、在学生から卒業生、入学希望者まで、関係者が利用しています。
コンテンツは、在校生向けにはイベント情報や事務案内、卒業生向けには修了証、入学希望者向けには入試情報などです。
また、大学の歴史、さまざまな教育プログラム、就職の機会、年間を通じて開催される活動やイベントなどの重要な情報も掲載されています。
ポータルサイトには、ウェブメール、チャットルーム、掲示板など、さまざまなコミュニケーション手段が用意されており、ユーザーはアイデアを共有し、協力し合うことができます。
また、地域や世界の動きに関するニュースや最新情報、キャンパスで活動する学生団体に関する情報も提供しています。
これら3種類に加え、プロバイダー契約時に最初に表示されるページもポータルサイトと呼ばれています。
地域型ポータルサイト:枚方つーしん
(引用:枚方つーしん 2023年4月4日時点)
枚方つーしんは、大阪府枚方市の市民向け情報サイトです。
枚方つーしんは、枚方市とその周辺のニュースやグルメ情報を扱う地域密着型メディアです。
豊富な記事数とコンテンツの独自性から、新鮮なコンテンツを楽しめるだけでなく、使いやすさを重視したスタイリッシュなデザインもユーザーに好評となっています。
まとめ
今回は、ポータルサイトの作り方について解説しました。
ポータルサイトのメリットとデメリット・制作の流れをよく理解し、他社の事例から成功ポイントを分析することで、集客や業務効率化につながる質の高いポータルサイトを作ることができます。
ポータルサイトを作ることを考えている場合、ぜひこの記事の情報を参考にしてみてください。