2023.05.25

・#新規事業

Bubbleのマッチングアプリ開発事例10選|海外の事例もご紹介

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Bubbleのマッチングアプリ開発事例10選|海外の事例もご紹介

目次

マッチングアプリを作成したいけれど、「どのツールで開発すればよいかわからない」「できるだけ費用感を抑えて開発したい」。

このような方は多いのではないでしょうか。

この記事では、マッチングアプリを開発する方法、できるだけ費用感を抑えて開発する方法をご紹介します。

結論、ノーコードツールのBubbleを用いて開発するのがおすすめです。

Bubbleを用いて開発することで、費用を抑えつつ短期間で開発することができます。

QEDでは、以下のような企業様の開発を行なっています。

・マッチングアプリを短期間で開発したい

・できるだけ費用を抑えて開発したい

Bubbleとは?どんなマッチングアプリを作れる?

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Bubble (バブル) とは、コーディング不要でアプリ開発ができるプラットフォームです。

具体的には、データベースの設計やフロントエンドの構築、バックエンドの開発など、アプリ開発に必要な要素を揃えています。

ユーザーは直感的なインターフェースでアプリを作ることができるので、Bubbleを利用すれば、マッチングアプリの開発も簡単に行うことができます。

例えば、以下のような機能を持つマッチングアプリの開発が可能です。

  • 会員登録機能
  • 検索機能
  • マッチング機能
  • 評価機能

会員登録機能

ユーザーがアプリに登録するための機能です。

名前や年齢、性別、趣味などのプロフィール情報を登録することで、他のユーザーとマッチングする際に役立ちます。

ログイン機能も実装しておくと、セキュリティ面でも安心です。

検索機能

ユーザーが自分に合った相手を見つけるために利用する機能です。

例えば、年齢や性別、地域、趣味、職業などの条件を指定して、検索結果を表示することができます。

検索結果は、マッチング度合いに基づいて並び替えることも可能です。

マッチング機能

ユーザー同士がお互いに「いいね!」や「はい」という反応を送り合うことで、マッチングが成立します。

マッチング成立後に、チャット機能を提供することで、コミュニケーションを取ることができます。

評価機能

ユーザー同士がマッチング成立後、お互いに評価をすることで、マッチングの品質を高める機能です。

マナーやコミュニケーションの良さなどを評価することで、他のユーザーにとって参考になる情報を提供でき、悪質なユーザーに対しては、評価を下げることも可能です。

Bubbleについてのさらに詳しい情報は、下記記事をご覧ください。

Bubbleでマッチングアプリを開発するメリット

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Bubbleでマッチングアプリを開発するメリットは、以下の通りです。

  • 開発コストが低い
  • 開発期間を短縮できる
  • プログラミングが不要

開発コストが低い

Bubbleでアプリを開発する際は、Webアプリケーションに必要なコーディングが不要です。

そのため、プログラマーを雇う必要がなく、開発にかかるコストを削減できます。

また、プラットフォーム内で提供される機能やテンプレートを利用することで、UIやUXの設計も簡単に行うことができるため、デザインの専門家を雇う必要がなくなります。

開発期間を短縮できる

コーディングを必要とせず、ドラッグ&ドロップで機能やUIを作成することができるため、開発工数を削減することができます。
また、Bubble内の様々なプラグインによりアプリ開発が簡単に行えるので、開発期間が短縮されます。

プログラミングが不要

ドラッグ&ドロップで機能やUIを作成することができるため、プログラミングの知識がなくてもマッチングアプリを開発することができます。

以上のように、Bubbleを利用することで、開発コストの削減・開発期間の短縮につながり、プログラミングの知識がなくてもマッチングアプリを開発することができます。

Bubbleでマッチングアプリを開発する注意点とデメリット

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Bubbleでマッチングアプリを開発する際には、以下の点に注意が必要です。

  • 初心者には難易度が高い
  • 日本語の情報が少ない
  • 開発者に完成度が依存する

初心者には難易度が高い

実際には、プログラミングに精通していない場合、Bubbleの使い方を理解することが難しい場合があります。

また、Bubbleでアプリを開発する場合、基本的には自分で全ての設定を行う必要があるため、初心者にとっては操作が難しいと感じることもあるでしょう。

日本語の情報が少ない

Bubbleは、アメリカで開発されたアプリ開発ツールであり、英語での情報が豊富にあります。

しかし、日本語の情報は英語ほど充実していないため、ある程度英語の情報を調べられるようになる必要になると言えます。

開発者に完成度が依存する

アプリの完成度は開発者のスキルに大きく依存します。

Bubbleで開発されたアプリは、独自のデータベースを持たないため、データの管理や処理が不十分だと、アプリの動作が不安定になることがあります。

また、外部サービスとの連携などの高度な機能を実現するためには、BubbleのAPIを利用する必要があり、それには開発者のスキルが求められます。

以上の点から、Bubbleを利用したマッチングアプリの開発には、十分な注意が必要です。

Bubbleを利用するには、幅広いスキルが求められますが、低コストで短期間にアプリを開発できるため、魅力的なツールとなっています。

QEDのBubble開発事例

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弊社がBubbleで開発した開発事例を、2つ紹介します。

  • 舞台技術者のマッチングサイト
  • M&Aのマッチングサイト

舞台技術者のマッチングサイト

(引用元:Hi! STAFF

ハイスタッフは、舞台技術者とマッチングできるサービスです。

以下のような検索機能や、メッセージ機能を実装しています。

(引用元:Hi! STAFF

こちらは、開発期間4ヶ月ほどの短い期間で開発したサービスです。

M&Aのマッチングサイト

(引用元:M&A BASE

こちらは、M&Aを行う会社のマッチングサイトです。

このようなマッチングサイトは、開発期間3ヶ月ほどを目安に開発しています。

一から開発するスクラッチ開発では、倍くらいの開発期間になる事が多いため、リリースまでの時間を大幅に短縮することが可能です。

その他にも、以下のようなマッチングサービスのテンプレートを用意しており、この他のパッケージも作成することが可能です。

(引用元:pakej

Bubbleのマッチングアプリ開発事例

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Bubbleのマッチングアプリ開発事例を3つ紹介します。

  • インフルエンサーとクリエイターのマッチング「Reachr」
  • オンラインMCマッチングサービス「ReMoCe」
  • ビジネス人材マッチングサービス「kitene」

インフルエンサーとクリエイターのマッチング「Reachr」

(引用元:Reachr)

Reachrは、インフルエンサーとブランド企業をマッチングさせ、コミュニケーションやお金の管理、分析・レポーティングを行うマーケティングプラットフォームです。

約3ヶ月で開発されたアプリは、運用開始からわずか2~3ヶ月でマネタイズに成功し、現在では全世界で2,000人以上のマッチングを実現しています。 

コードもなく開発されたアプリが、これほどまでにビジネスを拡大したのは驚きです。  

開発者によると、Bubbleを選んだ理由は3つあるそうです。

1つ目は、自分のアイデアからプロトタイプを作り、実際の製品を作るのに適したプラットフォームであったこと。

2つ目は、開発・設計の両面で柔軟性があり、プロトタイプの段階から完成品まで比較的早く進めることができたこと。

最後に、デバッグが容易なため、効率的でシームレスな改良が可能であったことです。

Bubbleは、インフルエンサーとブランド企業をマッチングするプロジェクトの実現に適したプラットフォームであり、信じられないほど短い時間でプロジェクトを実現できました。

最終的に、Bubbleはプロジェクトで求められる要件を実現し、Reachrは即座に結果を出し、市場での支持を得ることができたのです。

オンラインMCマッチングサービス「ReMoCe」

(引用元:ReMoCe)

ReMoCeは、オンライン飲み会のMCを呼んで、楽しく気軽にコミュニケーションを活性化できるマッチングサービスです。

呼びたいMCを選択し、クレジットカードで決済を完了するだけで、簡単に利用できます。

必要なイベントスクリプトもすべて作成でき、ReMoCe上でイベント会議を開催することも可能です。

開発期間はわずか1カ月で、プラットフォームの開発には、Webやモバイルのアプリケーションを簡単に作成できるように設計されたプログラミング言語「Bubble」を使用しました。

ビジネス人材マッチングサービス「kitene」

(引用元:Kitene)

Kiteneは、Twitterに特化した人材マッチングアプリケーションで、ページ上で人材を募集するだけで、リアルタイムにTwitterユーザーにアピールすることができます。

このアプリケーションは約1ヶ月で開発されました。

開発者も、「ノーコードはしょぼい!と思っていたのですが、実際に開発してみるとシステム開発と変わらないレベルです!開発側としてもびっくりで、もう8割方のサービスはノーコードでいいと思っています。安いし早いし」と絶賛しています。

最近リリースされたばかりのサービスなので、まだ収益化はされていませんが、この注目すべき技術の成果がどのように積み重なるのか、楽しみなサービスといえるでしょう。

Bubbleのマッチングサービス開発事例

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bubbleのマッチングサービス開発事例は以下の3つです。

  • 投手と監督のマッチング「nPitch」
  • 本屋・カフェ検索アプリ「LIBRIS」
  • 結婚式の準備アプリ「ブラリノ」

投手と監督のマッチング「nPitch」

(引用元:nPitch)

nPitchは、投手、監督、コーチ、保護者向けに開発された、投球データ解析と投球数管理に特化した日本初のアプリケーションです。

nPitchの主な機能は、「投げ過ぎによる怪我を防ぐための簡単な球数管理」「投球データから図表を自動作成し、投手の配球や球種のコントロールが一目でわかる」「関係者とデータを共有し、投手が自分の投球を振り返り、納得感のある投球指導に生かせる」「投球アプリ内の記事から役立つ情報を取得」の4つです。

球種、リリースポイント、スピード、回転数など、さまざまな必須データを提供できる総合的なプラットフォームを持つことで、アプリは投手の上達を確認し、パフォーマンスを測定するのに役立ちます。

また、監督やコーチが投手の体調を効果的に評価・把握し、より正確な練習やトレーニングができるようになります。

本屋・カフェ検索アプリ「LIBRIS」

(引用元:LIBRIS)

LIBRISは、書店やブックカフェを検索できる「書店版食べログ」のようなアプリケーションです。

このアプリケーションは、非エンジニアが約1年かけてBubbleをゼロから勉強してリリースしたものです。

確かに、このアプリケーションの開発は、独学でプログラミングを学ぶとどこまでできるかを証明するものといえるでしょう。

LIBRISの開発者は、コーディングのエキスパートになることが必ずしも必要ではないことを証明しているのです。

エンジニアでない人が、自分の意欲と献身、そしてBubbleの直感的なプラットフォームだけで、一から成功するサービスを構築できるなんて、誰も想像できなかったのではないでしょうか。

これは、オンライン市場に革命を起こすきっかけになるかもしれません。

もし、サービスのアイデアを持っていても、それを実現するための資金やリソースがないのであれば、Bubbleを利用して開発すると良いでしょう。

結婚式の準備アプリ「ブラリノ」

(引用元:ブラリノ)

ブラリノは、結婚式の準備を一括して管理できるサービスです。

招待状の作成、オンライン祝辞、事前ギフトの選択、写真の共有などの機能がすべて無料で利用可能です。

また、さらに結婚式をカスタマイズしたい方のために、Bralinoはカスタマイズ可能なタイムライン、RSVPトラッキングなど、より高度な機能を提供しています。

2020年4月にサービスをリリースし、2021年4月に事業を売却しましたが、これはBubbleが開発したウェブサービスとしては日本初の売却となります。

Bubbleのマッチングサービスで成功した海外の事例

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bubbleのマッチングサービスで成功した海外の事例は以下の4つです。

  • 言語学習のeラーニング「Beelango」
  • 支援サービス「GiveLocal」
  • ビジネススケジュール管理アプリ「Zenbooker」
  • 会社と専門家のマッチング「GoodGigs」

言語学習のeラーニング「Beelango」

(引用元:Beelango)

Beelangoは、新しい言語をより速く、より簡単に学ぶためのコースを提供するe-ラーニングアプリケーションです。

現在、全世界で10万人以上のユーザーを抱え、30万ドル(日本円で約3500万円)以上の売上を記録しており、その成功を明確に示しています。

このアプリケーションは、ノーコード・プラットフォームであるBubbleを利用して、コーディングなしで開発されたものです。

Bubbleは、Beelangoに代表されるように、完全に機能するアプリケーションを作成するために利用することができます。

また、Beelangoは、スペイン語、ドイツ語、フランス語、英語など、多くの言語のコースを豊富に取り揃えていることも特筆すべき点です。

支援サービス「GiveLocal」

(引用元:GiveLocal)

コロナ騒動をきっかけに、ベテランのBubblerであるBrent Summersが作ったサービスです。

ローカルビジネスとそれぞれの参加企業に対してギフトカードを購入することで支援する機能を実装しています。

その輪は支持される形で広がり、購入額は億単位に達しており、この革新的なコンセプトが成功していることを物語っています。

驚くべきことに、「GiveLocal」はわずか3日で立ち上げられ、その後1週間でUSA Todayに買収されました。

非凡な個人が成し遂げた驚くべき偉業であり、そのアイデアは明らかに全米のニュースリーダーに響いたのです。

これは異次元のスピードといえるでしょう。そして、現在の「Supportlocal」というURLに変化しています。

ビジネススケジュール管理アプリ「Zenbooker」

(引用元:Zenbooker)

2017年にワシントンDCで設立されたビジネススケジュール管理アプリのZenbookerは、在庫管理、支払い管理、スケジュール管理などをオンラインで処理できるビジネス向けアプリを提供しています。

Bubbleを使用することで、カスタムアプリケーションを開発し、多くの異なる業種の専門家に対応できる柔軟性を持ちました。

Zenbookerの成功の要因は、Bubbleを使用することで簡単にアプリケーションを開発し、迅速に新しい機能を追加できることにあります。

この柔軟性は、Zenbookerが市場の要求に合わせて成長し、サービス提供者と顧客の双方にとって価値を提供することを可能にしました。

これにより、Zenbookerは急速に成長し、多くの国で成功を収め、ビジネス向け予約管理の分野で注目を集めています。

会社と専門家のマッチング「GoodGigs」

(引用元:GoodGigs)

GoodGigsは、自分のスキルにマッチした企業を簡単に検索できるアプリです。

このアプリの開発者は、プログラミングの経験がなく、ゼロからスキルを学んだといいます。

それでも、このアプリはマネタイズを実現し、現在3,000人を超えるユーザーを抱えています。

工学的な専門スキルを持たない人でも、技術製品を作り、成功するベンチャー企業を生み出すことができる可能性を浮き彫りにしているのです。

ローコード/ノーコード開発プラットフォームと適切なフレームワークがあれば、多様なニーズに対応した製品を作ることができるのです。

今後、「非エンジニアが自分でアプリを開発し、起業する」ケースはますます増えていくでしょう。

まとめ

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本記事では、コーディング不要でアプリ開発ができる「Bubble」について解説しました。

Bubbleを利用する際の注意点をよく理解し、他社の事例から成功ポイントを分析することで、マッチングアプリの開発を簡単に行うことができます。

これらのことを踏まえて、Bubbleを使ったマッチングアプリ開発を行う際は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。